【dîner】2007. 4.26 La Colline (ラ・コリンヌ)
この春から、名前を変更して営業しているが、今回いただいたのはその新装(?)開店記念のスペシャルメニュー12000円。
これに、それぞれのお料理に合わせてソムリエがお勧めのワインをセレクトしてくれるというお飲み物付きで、いざ、一人フレンチの始まり始まり~♪
と、予約の段階ではそうなるはずだったのだが、メニューを見せてもらっているうちにフォア・グラ付の10000円コースにも惹かれるものが…。
田舎暮しで常時フォア・グラ欠乏症のワタシ的には、意味もなく弱いのだ、フォア・グラを使ったお料理に…。
ということで相談してみると、アミューズをそのフォア・グラ料理に変更してくれるという。
こういうわがままを許してくれるお店は、大好きだ
♪
無花果とワインの甘いソースが、フォア・グラに良く合うのだ~。
天然酵母を使っているらしい、味のある美味しいパン。
口に含むと、アスパラガスの甘みと上質なコンソメの味わいが広がる。
いやん、うれしくなっちゃう♪
それだけでしっかり味が付いているのだが、アクセントに岩塩がふりかけてあって、それがちょっと塩っ辛い。
こういうところのちょっとした塩遣いがここのお料理の特徴と言えなくもないような気がするが、全体のバランスからすると、どうかしら?と思わなくもない。
でも、美味しいからいいのだ(笑)
そして、付け合わせがこれまたいい。
山羊のチーズって、こんなに美味しかったかしら~?と思わせる一品。
こういうお料理にはキャビアで塩味を添えるのが如何にもフレンチっぽいところだが、最近のキャビアもどきというのが、いただけない。
生臭みがあって、むしろない方が美味しく頂けると思う。
まさか、キャビアがいただけなくなる日がこようとは…。
思わず、感慨を催してしまった。
これは…ちょっとくやしいが、文句の付けようがない。
その鴨の大腿部の後方には、思いがけない伏兵が!
といっても、メニューにはちゃんと書かれていたのだが、鴨のラグーのパータフィロー包み焼き。
この何が何やらまったく部位の分らないいろいろなモノを混ぜ混ぜしているであろう詰め物が、しばし手を止めて“う~ん・・・”と考え込んでしまうほど美味しかったのだ。
ほのかに効いたスパイス加減も絶品!
いや、今日は参りました、お~っほっほ~!と、思わず笑ってしまう(笑)
いやもう、満足でおぢゃる♪
ワインも、なかなかバラエティーに富んだ、面白いものがチョイスしてあったのだが、この記事を書いているのが実は実際に食べてから5か月も経過している上に、メモすらとっていないのだから、覚えているはずもなし^^;
ここは2回目だったのだが、途中、前回サーヴィスについてくれたおにーさんが「お久しぶりです」とご挨拶に来てくれた。
こういうことをされると、やっぱり、嬉しい。
今回は別のホテルに泊って食事だけラ・コリンヌだったのだが、やっぱり、好き放題いただいた後はそのままお部屋に帰ってバッタン!というのが正解だと改めて思ったのだった。。。
前回のお泊まり&ホテルご飯にご興味がおありの方は、こちらからどーぞ→
by barazono | 2007-04-26 23:17 | 【外食】フランス料理~日本~