【懐石】2007.11.28 吉左右(2)
このあたりでちょっと食事でも…という時の選択肢として、3800円コースが定着した感アリ。
焼き肉・お寿司に続く第3のカードといったカンジだろうか。
値段はどれも似たようなものだが、ここは一番栄養バランスがいいのが魅力。
前菜は、イクラの醤油漬け。
と言っても、魚のだし汁に醤油とみりんを合わせて漬けたカンジ。
出された瞬間、こんなに沢山イクラばっかり食べらるんだろーかとか、こんだけイクラがあったら、ご飯にかけていくら丼にしたいゾ!とか思ったが、食べてみるとそれほど醤油が効いていないので、素直にいただきました(笑)
一番上のトッピングが桜の花びらのような形をしていた。。。
ホタテの甘味と蓮根の甘味が程良く絡まり合い、時々荒くおろした蓮根が口に当って面白い。
醤油は甘めの溜まり醤油
どうやらこのお店は、胡麻豆腐をこういう風に使うのが得意らしい。
これはちょっと、味が濃い過ぎるのが残念。
もう少し薄味だと、餡もそっくりいただけるのだが・・・。
これもちょっと、塩味効きすぎ。
ご飯のおかずにはいいだろうが、そのままでいただくのには、もう少し薄味希望、というところ。
カマスという魚自体は、ワタシ的にはそのまま焼くよりも一夜干しにした方が好きなのだが・・・。
肉厚プリプリのドンコ椎茸に、何やら詰め物がしてある。
ケンチン汁は聞いたことあるが、けんちん揚げは…はて?
よく分らないままタレを付けていただくと、ナンとそれはソース味!
甘酢?のようなものを想像していたので、ちょっとビックリ(笑)
確かに、フライにはソースがよく合うし、ただソースなだけぢゃなく、味もちゃんと調整されているし、これはこれでよろしいのでは…な一品。
前回のマヨネーズは不可でソースはOKなのか?とも思わないでもないが、ここではフライとソースの相性に軍配。
生姜がたっぷりと入っていて、最後にガツンとボリュームもたっぷり。
お漬物は瓜漬けが美味しい。
お味噌汁のあさりは冷凍?なカンジが…。
前回みたいなアイスだったら食べなくっていいやな気分だったのだが、今回はちと違って豆乳アイスみたいなカンジ。
こんくらいのアイスには、文句はいいませんと、最後まで完食。
2回食べて、料理の組み立てとか、素材の使い方とか、だいたいの傾向がなんとなく分かったような気がする。
揚げ出しにしている胡麻豆腐は、自家練ではないと思うが、トロリとしていてかなりお気に入り。
3800円という値段を考えると、やっぱりこの辺りではいいお店なのではないだろうか。。。
2回とも食事は個室でいただいたのだが、お支払いを済ませた後、前回に引き続いて今回も大将とかる~く食べ物トーク(笑)
何時の間にかコロッケ自慢大会になったのだが、暇だからコロッケ作ろう!と思って一回に作った量が150個と聞き、敗北を認める。。。
47個のコロッケも、けっこうきてると思っていたのだが・・・。
by barazono | 2007-12-02 11:52 | 【外食】日本料理~会席・懐石~